教育方針
CPS研究室では、学年横断的なチームを組み、研究プロジェクトに取り組んでいます。チームは、研究プロジェクトとは異なる単位で、利用技術ごとに組んでいます。3ヶ月に1度、プロジェクト構成によりチームメンバーも見直しをします。現在は、以下の3チームで活動しています。
Team1:動画解析(藤原龍聖、小山田朱里、高橋七菜、浦田胡花)
Team2:時系列データ分析(長久保伊吹、山口翼、鎌田楓華、七戸駿輔)
Team3:行動認識(藤原純大、本多礼奈、菊池優花)
3年前期 コース演習I
配属直後は、各チームの活動内容を理解するため、週替わりで各チームメンバーから技術を体験してもらいます。その後、自身が興味あるチームに所属していただき、アノテーション等の作業手伝いから、徐々にPythonを使ったデータ処理や機械学習を身につけていただきます。
ゼミでプログラミングを習うことはありませんが、必要な技術を先輩たちから直接教えてもらうことで、実 践力を少しづつ高めていきます。
3年後期 コース演習II
チームを移動しながら、プロジェクトの一部から研究テーマを見つけて、卒業研究として取り組み始めます。
就職活動が始まる頃には、研究テーマや技術概要を企業の方に伝えられるようになります。
利用技術はプロジェクトごとに異なりますが、必要な技術をを持つチームに所属して実践力を高めます。
4年生・院生 研究活動
プロジェクトメンバーとして、協力企業様との打ち合わせや実証実験に参加しながら、課題解決や新サービスの創出を行います。大学院生には、大学見本市やCEATEC等の展示会出展や特許出願を積極的に参加してもらいます。
プログラムやシステム構築を行うだけではなく、課題の裏にある潜在的ニーズの探索や課題解決方法を教員と一緒に考えながら研究として取り組みます。
4年生・大学院生の授業としては、
・ゼミ(兼スクラムミーティング)
・トピックス共有
の2つを実施しています。
ゼミ
毎週一回ゼミを行います(3年生は後期から参加)。
・チームミーティング:バックログの確認/課題の明確化
・全体ミーティング:アウトプットの共有/今後の進め方
・個別ミーティング:教員との課題解決方法の相談
プロジェクトは、明確な担当者を決めず対象領域を区切らず全学生で取り組むことをめざしています。
通常のゼミでは、プレゼン資料等の作成を行わず、タスク管理のためのカンバンやアウトプットをチームごとに画面共有しながら説明する形式をとります。
月に1度、近隣の研究室と合同ゼミを行う際は、1ヶ月の成果をプレゼン資料としてまとめて発表を行います。
CPS研では、ビジネスチャットとしてSlack(有償版)を利用しているため、ゼミに限らずアウトプットは随時チャンネルに更新されています。ゼミは、あくまでその成果を全員に共有する場として捉えています。
トピックス共有
4年生以上は、毎週一回トピックス共有を行います。Slack上にその週に関心を持った研究やニュース記事を共有するチャンネルがあり、そこで紹介した内容を5分程度で説明する授業となります。
最先端の技術リリース情報や、研究論文のプレビューなど1人で捌ききれない情報量を各学生の視点から聞くことができる貴重な情報共有の場となっています。
1・2年生 早期研究活動参加
研究環境
CPS研究室では、1・2年生の頃から研究を開始したい学生を受け入れた実績が多数あります。こうした学生の多くは、大きな実績を残し、社会で活躍しています。
研究活動や事業化に関心がある学生は、研究室配属を待たず堀川の部屋までお越しください。研究室配属決定の際にも優遇されます。

チーム/プロジェクトによる研究活動を促進するため、以下のような研究環境を整備しています。
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学生の自席を設けずフリーアドレス制
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全てのデスクに4K/5Kの拡張モニタを配備
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学生には開発用PCを貸与(Mac M4/M3)
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日経新聞/日経コンピューティングが閲覧可能
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学会や実証実験等の費用支援が充実
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コアタイムは平日の10時から17時・土日祝日は休み


