Cyber Physical System
Laboratory
Our Research
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屋内測位
スマートタグ
BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンの電波強度を用いた独自の屋内測位手法.の研究を進めています。
研究に携わる学生達が「BlueIPU」を学内起業し、学生ベンチャー企業として屋内測位ソリューション用の導入用ライブラリを企業様に提供してきました。
他にも加速度・ジャイロを用いたPDRやWi-Fi測位についても研究を進めています。
IoTが注目を集める中、RFIDに代わる新たなスマートタグを開発・研究しています。
様々なセンサによる「センシング機能」、自位置を判定する「測位機能」、BLEやLPWAによる「通信機能」を持つ低電力・低コストなスマートタグを提案し、生産・物流現場のイノベーションを目指しています。
センシングデータを機械学習モデルを利用して作業分類するなど、地域企業様と連携して実証実験や事業化に取り組んでいます。
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人工知能
環境センシングとディープラーニングによるマルチモーダル学習の研究を進めています。
人工知能が様々な分野で活用される中、より高精度に少ない学習で実用的な仕組みを提供することを目的に、他のセンシングデータと組み合わせた学習方法の提案や技術開発を進めています。
AIの社会実装を促進するため、企業様の依頼を受けて学習モデル構築も行います。
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Web IoT
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動態分析
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移動体誘導
HTML5で取得できるスマホのセンサ値から、Web閲覧の際の利用者の姿勢推定を行う仕組みを構築しています。
マーケティングや広告配信など、新たな利用者属性として活用を進めています。
Wi-FI プローブ要求やBluetoothを用いた端末推定による動態分析システムの開発をしています。
人数推定、滞留時間推定、人流解析による可視化に機械学習を取り入れて取り組んでいます。
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その他
先端技術に関する技術検討やSociety 5.0を目指した社会システム構築に関する提案に今後も取り組んでいきます。
電波強度を用いたドローン誘導システムや無人着陸誘導システムの開発に取り組んでいます。
また、ロボットアーム操作に物体検出の技術を取り入れたオフィス業務の効率化の研究にも取り組んでいます。
岩手県立大学ソフトウェア情報学部
堀川研究室 (教授:堀川三好)
Education

研究方針
先端技術の活用から地域課題の解決支援等、研究メンバが「面白い!」「これから流行りそう」と感じる分野の研究に積極的に取り組んでいます。
大学院生と教員が中心となり、企業様と共同研究を進めていく形態の研究を推奨しています。
また、様々な分野で取り組んできた研究実績を分野横断的に行うことも重視しており、CPS(Cyber Physical System)の実現に向けた社会システム構築が大きな研究テーマとなります。

教育方針
デザイン思考やアジャイル開発を積極的に取り入れています。
研究は3名程度のチームによるスクラムで行います。
毎週のゼミは計画ミーティングや最新トピックスの共有など、授業というよりはお互いの知識を共有する場としています。

保有技術
知的財産(過去数年で出願9件、権利化3件)や学生ベンチャー企業「BlueIPU」のソフトウェア製品などの保有技術があります。
他にも、ドローン自律着陸システム、Wi-Fi行動分析システムなどの製品化も検討しています。